LINEスタンプ


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スタンプ名:KUMANEKO
クリエイター名:Yakkun
リリース:2015/8/9日
販売国:LINEがご利用いただける世界230ヶ国

↓こちらのURLが「KUMANEKO」スタンプになります。
https://store.line.me/stickershop/product/1172830

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Yakkunが「KUMANEKO」を描く理由

 

よくここのコラムに辿りつきましたね。Yakkun、びっくりです。
ここからは、ちょっと雰囲気をかえて、「YakkunがKUMANEKOを描く理由」をポツリポツリと語っていきましょう。

長くなるので、時間があるよ~って方だけ読んで下さいね。

LINEスタンプの「KUMANEKO」は、すぐに影響されて何でもやっちゃうチャレンジャーなネコです。

いつも一生懸命・・・なのにどこか抜けている。
頑張っている・・・のに、なんか不憫。

そんな愛らしいくまねこのチャームポイントは、目の下のクマ!
お友達、先輩、後輩、ファミリー、彼氏彼女、誰とでも楽しくコミュニケーションがとれるよう心をこめて描きました!

いつか、最強の獅子(?)になるために、日々、切磋琢磨と自分を磨いている(?)頑張り屋のくまねこ。



けれど、なんでKUMANEKOはしゃべらないの?

そんな風にお友達からは聞かれます。

 

そう!「KUMANEKO」スタンプには言葉がついていません。

 

なぜKUMANEKOスタンプには言葉がついていないのでしょうか。

それには、深~い深い・・・私しか語る事のできない静かで熱い理由があるのです。

 



まずは、なぜYakkunが「KUMANEKO」を描き始めたのか・・・。
からでしょうか。

 

実は、Yakkunの次男のSちゃんには「自閉症」という先天性の病気があります。


自閉症・・・自閉症・・・よく耳にするけど、よく分からない病気。

簡単に言うと、自閉症の子には自閉症の子の全くの別の世界があって、コミュニケーション能力がとても低いという特性があります。

まず、会話のキャッチボールがほとんどできません。


LINEスタンプの話から、突然自閉症の話?
と思われた方もいらっしゃると思いますが、これを語らずしてこのスタンプは存在する事はありません。


このスタンプを描いている現在、自閉症のSちゃんは小学校4年生。
まだまだ一人で何かをやるという事が難しい。という背景があります。


Sちゃんは、去年までは小学校の学童に入って長期休みと放課後を過ごしていたのですが、今年の申請では定員オーバー。


Yakkunは、3兄弟のうちの弟2人、4年生のSちゃんと、1年生のR君の申請をしていたのですが・・・
R君は申請が通り、Sちゃんは待機児童となってしまいました。


R君は、最悪一人でもお留守番が可能です。

でもSちゃんは自閉症。
会話でコミュニケーションがとれない事から、1人での留守番は絶対に不可能な事でした。



だってSちゃんは、自分が困っていることもうまく説明ができない

何がどう困っているのかも分からない。

逆に、他人が自分に何か言ってくれても理解できない。


Sちゃんにとっては、毎日が不思議だらけで、とにかく分からないことだらけなのです。



たとえば、知らない人が家に入ってきちゃったとしても別になんとも思いません。

自分が誰かに叩かれたとしても、それを上手に説明する事もできません。

部屋が暑いからといって窓をあけようとか、服を脱がなきゃ・・・とか思いつきません。


真夏に炎天下の中遊んでいて、水筒あるのにそれを飲むという事をせず、そのままで鼻血を豪快にタレ流したという出来事もありました。


そんな現状を市に相談するも、回答は


「自閉症の子に対しての優先度が低いのが現状なんです。R君の申請を取り消して、その空いた枠にSちゃんを入れることは不可能です。また優先度で言ったら、他の低学年の子から入所となるので、Sちゃんは待機児童の一番最後になります。現在十数人おりますので、年内に空きがでるかどうか分かりません。」


コミュニケーションがまったく取れないSちゃん


学童に入れない ⇒ 一人でお留守番 ⇒ 生死に関わる(決して大げさではない)


Yakkun、会社を辞めなければならなくなってしまいました。。。orz



いや、いいんです。
今までだって、そんなことは山ほどありました。


Yakkun「Sちゃんは、自閉症でお話が上手にできないんだ。難しいかもしれないけど上手に遊んであげてね。」


と、子供のお友達に説明しても


お友達「じゃあSちゃんは、生まれてこなければよかったって事だよね?お話できないなんて犬みたいだね。」


なんていう、悲しい言葉を平気で返してくる子もいました。



そんな事は、日常茶飯事です。
それこそ、数あげたらキリないですし、それにいちいち構って落ち込んでいる時間はありません。


まあね、私が次男君と一緒にいられるって事は、今までできなかった事ができるという事。
マイペース、マイペース。



という事で、現在は「療育」をしながらSちゃんと一緒に買い物したり、
家事を手伝ってもらったりしながら楽しく過ごしています。

(ヘタクソなのでやり直しが多いですが、それでも一生懸命お手伝いしてくれています。)


そんな中でも・・・時間に束縛されることなく私にできる事はないだろうか?


という事でLINEスタンプを描き始めたわけです。

(話がやっと戻りました!!!)



人よりも絵を描くのにとっても時間がかかるYakkunなので、家事をしながら1つの絵をかきあげるのには相当な時間を要します。


けれども、一枚一枚、何度も構図を練り直して頑張って描きました。


↑なんか変なのもおりますが気にしないで下さい。疲れていたのです。


絵を描くこと自体はとっても楽しいですし、気分転換にもなります。


もちろん、世の中そんなに甘くはないの分かってます。


でも、もしスタンプが多少でも売れてくれたならその売り上げの数パーセントを


「一般社団法人 日本自閉症協会」


に寄付できたらいいなあ~なんて夢みています。
でっかい夢だなぁ~。(//▽//)



まだまだ自閉症児への理解が乏しい日本です。

知っていますか?


『自閉症って、一生治らない病気』なんです。


一生治らない病気と、毎日戦っていかなければならんのですよ。


コミュニケーションが上手に取れない病気。
Sちゃんの場合は知的障害もあるのでそれこそ大変です。


たまに


『自閉症治った子を知ってるよ!諦めないでYakkunも頑張ってね!きっと治るから!』

『自閉症の子って、すっごい才能持ってたりするんだよね?カレンダー全部暗記してたりとか!』



なんて励ましのお言葉を頂いたりもするのですが、、、非常に複雑です。
もちろん悪気があっての事じゃないし、元気付けてくれている相手の気持ちも分かります。



分かるからこそ


『そうだよね!ありがとう。^ ^』


なんて返すのですが…。やはり寂しい気がします。

実際に、そのような特異体質(サヴァン症候群)を持つ方はとても稀です。

それに期待して「だったらいいな。」を本気で思って過ごしていけるような、悠長な親などいません。
どんなに楽しく過ごしていても、ふとした瞬間に、この子の未来を心配してしまうわけで。
どうやっても、この現実から逃れる事はできないんだよね~。


『頑張れ!』と言ってくれるのであればちょびっとでも自閉症の事を知ってほしいな。

と思うYakkunなのです。



そして話は戻ります。


「くまねこ」はおしゃべりをしません。
ですが、なんでも一生懸命にチャレンジします!
言葉がついていないからコミュニケーションが取れない?そんな事はありませんよ。


言葉付のスタンプを「ポンッ」と押すのは簡単です。


でもそれって、とても味気ない気がするのです。


世界230国で発売されているこのスタンプ。

一言だけでもいい。
みんなの言葉を「くまねこスタンプ」に添えて使ってもらえたなら、それはとても素晴らしい事!

本来のコミュニケーションの有り方ではなかろうか?と私は思うのです。


みんなは喋りたい事、自由に喋れるでしょ?

それって、Yakkunにとっては当たり前の事じゃないんだよ。

だから「くまねこスタンプ」にはあえて言葉をつけていません。




どうあがいてもYakkunは、順番で言ったらSちゃんよりも先に逝ってしまうから・・・。

Sちゃんが大きくなった時に、少しでも生きやすい生活環境になってくれたらいいな・・・と


このちっさい「くまねこ」に希望を託して・・・。





「YakkunがKUMANEKOを描く理由」おわり